【短期集中連載】第4話「ハッピーエンド」【#汀ちゃんありがとう】
※2016.12.27に加筆・修正しました。
短期集中連載という単語の響きがいいから自分も短期集中連載してみたいと思う(?)
— ゆば@3/18神宮 (@youbar_mt) 2016年12月22日
こんな特に意味のないツイートから始まった短期集中連載、今日はその第4話。
(何の記事にもなっていない)第3話はこちらから。
さてさて本題。
竹澤汀さん(以下:みぎちゃん)のGoose house脱退発表。 ぱっと見ではただ悲しいお知らせなのですが、本当にそれだけなんだろうか…?
ということを私が勝手に考え、その中で感じたことを何話かに分けて書いていきます。
突然ですが、実は今年のHOYでどうしてももう一回聞きたかったカバーがあるんです。
それは11月のUstで”Goose house竹澤汀として最後のカバー”と言われていたこの曲。
個人的にback numberのファンでもある(back number公式ファンクラブ「one room」にも入っている)というのもあるのですが、どうしてもこの曲が心に刺さっていて。
その理由は大きく分けて3つ。
1つ目は
この曲の持つ、他に類を見ない世界観。
上のインタビューでback number清水依与吏さんが語っていますが、タイトルから何から”嘘”と”別れ”というものがキーワードになっています。
サビの最後に”なんてね嘘だよ”というフレーズがあることからも分かるように、この曲は別れの際に強がって嘘をつく…という歌なんですね。
(脱退にあたって実際にみぎちゃんが強がっているかどうかはともかく)
ハウスメイトには最後までキチンとしたGoose house竹澤汀を見てほしいという想い、
これからの自分の頑張りでこの脱退をハッピーエンドにするんだという想い…がこの曲を選ばせたのかなあと思わざるにはいられません。
また、曲の最後で”なんてね 嘘だよ さよなら”という部分を、初期からの盟友・慶ちゃんと2人で歌っていてそこも心に響くのですが、
実はみぎちゃんソロ曲の代名詞的存在・I Likeの最後も”涙払って今 さよなら”という歌詞になっているんです。
偶然どちらの曲も”さよなら” という単語が最後に来てしまったのかもしれませんが、
それでもやっぱり、私は神様がこの曲を歌ってほしいと願ったのかなあなんて考えてしまいます。
実は他にも思うところは色々とあるのですが、これ以上は語りません。是非もう一度、歌詞を見ながら聞いてほしい。
きっと今まで以上に心に響くものがあるはずです…。
2つ目は
前リーダーd-iZeさんにとって最後のカバー、笑顔との関連性。
笑顔とハッピーエンドが似ている点、それは曲構成がギターと歌のみ*1なこと。
色んな楽器を使って一風変わった様々なアレンジをするのも、その曲の持つ色をアコースティックに仕上げるのもどちらもGooseの魅力ですが、
より曲の持つメッセージが伝わってくるのは言うまでもなく後者なはず。
こういった最後になる曲で決してメインボーカルというわけではなくても、曲の中で伝えたい部分を今回のみぎちゃんも前のd-iZeさんも歌わせてもらっていて*2、
それがきっとハウスメイトに向けての”Goose houseメンバー”としての最後のメッセージなんだろうと思ってしまいますね。
Goose houseというグループはどこまでメンバーやハウスメイトに大して誠実な集団なんだろう…とここまで書いててしみじみ思いました。本当に好きになれて良かった。
3つ目は
広告でのメッセージで語った、記憶に刻み込まれたある言葉。
2014年、AS KNOW ASというファッションブランドの25周年を際して行われた
As you like! project(http://www.asknowas.com/25th/)のイメージキャラクターに起用され、様々な活動が行われました。
ツアーで歌ったソロ曲。高校生の頃作って、何回か歌って封印していた「I like」という曲。封印から解いてくれたのがこのCMです。今の方がよく歌えるけど、この作品が当時も今もすごく好き。https://t.co/z05ALX3BW3
— 竹澤汀 (@migiwaaaaaaaaaa) 2015年12月11日
(↑前回のだって座れるんだもんツアー終了直後のツイート。このCMがあったからI Likeを”長い封印”から解き放つことができたと、様々な場面で語っています。)
このプロジェクトの一環で、2014年4月25日の朝日新聞にグラフィック広告が掲載されました。その中で最後に…
でも、私の人生の、主役は私。シナリオは自分で描きたいと思う。
ハッピーエンドになるかは、わからなくても。
出典: http://www.asknowas.com/25th/
という一節があるんです。(素敵な広告なので是非全文読んでいただきたい)
そう…ハッピーエンドという単語が。
最初にこれを目にした時からこの一説が心に響いて離れなかったのですが、まさかここでこういう形となって…。
ソロに専念するというみぎちゃんの人生のシナリオ、それが”ハッピーエンドになるかはわからなくても”、それでも自分はやっていくんだという想いがこの広告からも感じ取れますね…。
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ここまで挙げた3つは、きっと全部が全部偶然の一致なんだと思います。私のこじつけだと言われても否定はできません。
でも、Ustの直前に発売されたback numberの新曲・ハッピーエンドをカバーするとなった時に、こういったことが徐々に頭を駆け巡り、なんだかみぎちゃんの持つパワーのようなものを改めて感じたというのは紛れもない事実です…。*3
ということでただ想いが募るだけの更新になってきてますが、今日はここまで。
第5話は 明日12/2612/28更新予定です。
昨日たくさんのお方からもらったパワーをもとに、2017年、Goose houseはツアーへ。全国9都市。新潟、広島、名古屋にはすこしお席もあるようです。良かったら、会いにきてください。 #goose7 pic.twitter.com/3detGy7x5u
— Goosehouse official (@GoosehouseJP) 2016年12月25日
優しく笑った慶ちゃんにくびしめられてるの気にしない。
— 竹澤汀 (@migiwaaaaaaaaaa) 2016年12月25日
ぜひ、ツアーにもお越しください〜! #goose7 https://t.co/5jSmBqsfxS